大学デビューしたい大学生の日記

トビタテ生の間ではマンゴーと呼ばれています。モテそうでモテない大学生がネット上につらつらと誰のためでもなく自分のエゴのため、せっせと何かを生産して参ります。

【なに、男だけどすごく肌が綺麗な大学生が徳島にいるらしい。】

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“男だけど一流のスキンケア師が徳島にいる。“そんな風の噂を聞きつけた僕は強い興味を持った。

これは会うしかないと衝動に駆られ、京都から徳島行きのバスに揺られていた。

数時間たち徳島駅に降り立つと、そこには高身長のにこやかな青年、中山さん(以下敬省略)が待っていてくれた。

ちなみに日本化粧品検定1級を保持されているそうだ。

 

―にきびで自分に自信が持てなかった学生時代

中山:梶さん、すごくお会いしたかったです。

遠方からわざわざお越し頂きましてありがとうございます!

 

かじ:こちらこそありがとうございます。本日はよろしくお願いしますね!

早速お伺いしたいのですが、

中山さんはどうしてスキンケアに興味を持たれたのでしょうか?

 

中山:結論から言うと、中学時代にきびだらけの自分に自信が持てなかったからですね。

それが原因で女の子ともロクに話せませんでした。

自分に自信が無かったんです。梶さんと一緒でしょうか。(笑)

 

かじ:確かに、似てるかもしれません。(笑) 

それからどういう経緯がありましたか?

 

中山:にきびだらけの自分が好きじゃなかった僕は、薬局に通い始めました。

にきびを治せる薬があるかもと思ったからです。

そこで僕はスキンケアのテスターに出会います。

 

テスターを初めて使った時、僕感動したんですね。

こんな付けるだけで良い匂いがして幸福感で満たされる物があるんだって。

 

そこからスキンケアの魅力にはまり、

毎日薬局に通いテスターを付けるようになりました。

 

かじ:毎日ですか!それはすごいですね。

それなら店員さんと仲良くなったりしたんじゃないですか?

 

中山:そうですね、店員さんと仲良くなりました。

余っていたテスターを頂いたりする仲にまでなりました。(笑) 

 

そんな風にテスターを付けることを繰り返していると、ニキビがなくなりました。

すると、自分に自信が付きました。

 

長くなりましたが、これが僕がスキンケアに興味を持ち続けている理由です。

 

スキンケアのおかげで今の僕があると言っても過言ではありません。

 

―部活時代のストイックさが今の自分に生きている

かじ:お話を聞いていると中山さんはすごくストイックな感じがします。

何事も続けるのは難しいと思うのですが、どうしてスキンケアをそこまで続けられたのでしょうか?

 

中山:ストイックなのは陸上で身に着いたと思います。

僕はもともと陸上をやっており、厳しくかつ徹底的に練習をしていました。

その熱意がスキンケアに向いたので、続けられたのかなと思います。

 

―スキンケア用品の見分け方には正確な知識が必要

かじ:なるほど、ありがとうございます。次はスキンケアに戻って話を伺わせて下さい。

女性の皆さんが特に気になっていると思うのですが、どのようなスキンケア用品がおすすめなのでしょうか?

 

中山:肌に合うかと匂いで判断するのが良いと思います。

合ってるというのは人によって定義が違うので一概には言えないのですが。

 

今まで色んな方のお話を伺っていたのですが、

効果が無いという方は効果を勘違いされてる場合が多いと感じます。

 

例えば、美白の人が美白効果を謳ったものを使っても、

美白を保つのは出来るでしょうが、それ以上の美白はあまり期待できないでしょ、

みたいな。(笑)

 

また自身の体験なのですが、オイリー肌、

つまり肌の油が多い方は石鹸でとにかく油を落としたくなったりするんですね。

 

でも、それだと乾燥するから肌を守ろうとしてよりオイリー、

油ギッシュになってしまうんです。

 

かじ:つまりやればやるだけ逆効果なんですね。

 

中山:そうです。スキンケア用品だけでなく化粧品にも言えることなのですが、

正確な知識が重要だと感じています。

 

―将来はお客様が望むものを提供したい。

かじ:スキンケア用品も、薬と同じように正しい情報が必要なんですね。

 

中山:そうなんです、本当に正しい情報が必要だと感じています。

なぜなら今のスキンケア用品は良い見せ方をしてることが多いと感じるからです。

例えば、元々そんなに入っていない成分を1000倍濃縮にしていますとか。

 

現在値段が4000円のものは大体600円程度で作られていることが多いです。

 

皆さんは化粧品に高いお金を投資して幸せを買われていると思うんですね。

だからこそ、正確な知識を正しく知るべき人達に伝えたいんです。

 

かじ:なるほど、そのために何かもうすでにアクションを起こされていますか?

 

中山:具体的にはまだ起こしていません。

 

ですが、将来的には店を構え、オーダーメイドでスキンケア用品を作りたいです。

 

僕は大学では化学を専攻しているので、

その知識を活かしてまずは葉や茎から香りを抽出します。

 

そこに保湿成分や美白成分など、お客様が望む成分をカウンセリングして入れたいと思っています。

 

僕はこれからオーダーメイドの化粧品が流行りそうだと思っています。

なぜなら現代は情報が溢れかえっていて、

何が良いものなのかが分かりにくくなってるからです。

 

そこで、僕が正しくて良いものを作り、ひいては第6次産業などにも繋がればと思っています。

 

かじ:確かに情報が多い今だからこそ、

相手の立場にたって考えることが必要になっているのかもしれませんね。

 

―スキンケアを通じて世の中の情報を疑って欲しい

かじ:スキンケアを通じて他に何か達成したいことはありますか?

 

中山:世の中の情報は操作されているよっていうことを伝えたいです。

 

スキンケアは自分に関心があるものだから、興味を持たれる方が多いと思います。

だからこれを起点とし、僕もまだまだ未熟ですが自分の頭で考える癖をつけて頂ければと考えています。

 

そして、自分で自発的に新しいことに挑戦できる環境をスキンケアで作りたいです。

 

また一人一人が正しい知識を持つことで、化粧品会社が嘘を付けないようなインパクトを世界に与えたいと真剣に思っています。

 

かじ:ここまでスキンケアに対して熱い想いがある中山さんなら達成されそうですね。

勝手ながら中山さんの将来をすごく楽しみにしております。

 

本日はお忙しい中お時間を取って頂きありがとうございました!

 

本当に肌が綺麗な中山さんを見ていると、昔にきびだらけだったというのが嘘の様であった。

 「僕もこんな風に熱く語れる何かを見つけたい」

少し肌寒くなってきたが、心が刺激されかなり熱くなってくる。そんな2時間だった。