大学デビューしたい大学生の日記

トビタテ生の間ではマンゴーと呼ばれています。モテそうでモテない大学生がネット上につらつらと誰のためでもなく自分のエゴのため、せっせと何かを生産して参ります。

【ついに、コンプレックスの塊だった僕が自信を付けた過程を書いてみる】

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それは、以前気になってる女の子とご飯を食べていた時のことです。

「ねぇねぇコンプレックスが凄かったかじさんは、いつからそんな自信がついたの?わたし知りたいなぁ♡♡♡♡♡」 

と言われました。♡が見えたんです。本当です。いや、そう信じさせて下さいお願いします。(土下座)

ちなみにこの時、内心かなりアワアワしてました。可愛い女の子にじーっと笑顔で見つめられたのが久しぶりだったんです。女子とあまり話したことが無い男子の特長を見事に捉えています。

ここから、男を落としたい時は笑顔でじーっと見つめることが大事だと分かります。

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さて本題ですが、上の写真のような僕の「アフロの様なくせ毛」というコンプレックスは、そういえばいつ消えたんだろうと。また、今の僕になるまでにどのような過程があったんだっけと、この子と話しててふと疑問に思いました。

なので、自己の振り返りのために書いていきます。

加えて、今強いコンプレックスを持ってる方が、「こんな人でも立ち直れたんだったら俺なら余裕っしょwww」と思って頂けたら軽く昇天出来ます。

ちなみに今までどういう経緯があったかを簡単に知りたい方は、下のブログをお読み下さい。

takao.hatenadiary.com

これで少しでもモテるようになれば……!笑

<目次>
1.コンプレックスが初めて消えた高校時代
2.しかし根本的な解決にはならず……
3.自分に自信が付いたタイミング
4.自信0だった僕が自信を付けて3つ気付いたこと
5.あとがき

1.コンプレックスが初めて消えた高校時代

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あれは確か高校1年生の冬です。僕は何かの雑誌で、強いくせ毛でも真っ直ぐになる縮毛矯正という人類の英知があることを生まれて初めて知りました。

ちなみにこれを発明された方は、くせ毛の悩みを激減させたということで何か受賞されるべきだと思っています。人類の英知です。人類の英知なんです。大事なので3回繰り返します。

そこで僕は親に頼み込み、美容院で縮毛矯正を受けることになりました。かなりわくわくしてたのを今でも覚えています。

やっと普通の人になれて、人生変わって楽しくなると思ってました。

そして、僕のアフロの様なくせ毛は、10〜18時の8時間にも渡る神のような(?)施術で一旦影を潜めたのでしたとさ。

めでたしめでたし。

2.しかし根本的な解決にはならず……

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しかし、くせ毛が消えても僕には自信がありませんでした。当然です、中身は何も変わってないのですから。

人とは話せないままだし、相変わらずクラスではぼっち道極めてました。いわゆる、クラスに一人はいる休み時間ずっと一人で勉強してるか寝てる寂しいコミュ障ぼっちです。

……書いてて悲しくなってきました。。

さらに悪いことに、髪の毛だけは劇的before afterな変化をしたので、多くの人から注目を集めてしまいました。人目が怖くて誰にも見られたくないと思っていたのに。

コミュ障だった方ならこの見られたくないという気持ち、分かって頂けると思います。

あ、ちなみに石像になりたいと真摯に思ってたこともあります。僕が紳士だけに。

脱線したので戻ります。縮毛矯正を当てた僕は、「あいつアフロが真っ直ぐになってるぞ!」と学年で評判になり注目を集めてしまい、ますます学校へ行くのは嫌になりました。

....さて、これでは一体何のために縮毛矯正を行ったのでしょうか?笑

3.自分に自信が付いたタイミング

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そんな僕は、大学受験に失敗したこともあり、自信0のまま高校を卒業しました。

しかし、卒業時に死のうと決意して進学させて貰った大学で、1つ決定的な選択を偶然しました。

それは、今回のタイトルの要になる、2015年のタイのチェンマイ大学への1ヶ月間の留学です。

ちなみに、この時の僕の英語スペックは外国人に道聞かれたらダッシュで逃げるレベルでした。なんならコミュ障だったので日本人でも逃げてたかもしれません。

つまり、英語なんか話せるわけありません。外国人恐怖症レベルです。

No No Noooooo!!! I can't speak Engliiiiiishhhhhhh!!!

加えてタイ語も、「何このヘビが這ったような文字!?わけ分かんない!!」と思ってました。

しかし、こんな状態で行ったタイで、僕は多くのことに気付きました。

その中でも1番の気付きは、世の中には言葉が通じなくても友達になれる人がいるんだということでした。

実を言うとその時大学では「よっ」と挨拶するだけの「よっ友」しかおらず、上っ面だけの付き合いに飽き飽きして毎日面白くありませんでした。

何回大学辞めて死のうと思ったことでしょう。

しかし、こんなロクに英語が話せない、いじめが原因でコミュニケーション能力がそもそも低かった僕にも、タイの子が毎朝笑顔で心から挨拶してくれたことが、とてもとても嬉しかったんです。

生まれて初めてつまらない「よっ友」でなく、本当の友達が出来た気がしました。

そこで、彼らとコミュニケーションが取りたくて英語とタイ語を必死に勉強しました。

フェアウェルパーティーの出し物では、全力で練習した金爆の"女々しくて"を踊りました。スイカの一気食いもやりました。ダルビッシュ研二の真似をするために白塗りだってやりました。

結果、自慢ウェイみたいな感じになるのが嫌なのですが、チェンマイ大学のこのプログラムの英語の授業で、日本人初のオールA評定を取得することができました。

ウェイ。

さらにこの経験をしたことで、僕は元々人と話せなかったのに英語とタイ語は話せるようになるという、スペック的な面で自信が付きました。

加えて、新興国で1ヶ月間住んでいたという、僕の大学ではレアな体験をしたことも強い自信に繋がりました。象乗ったのは良い思い出です。

ウェイ。

4.自信0だった僕が自信を付けて3つ気付いたこと

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気付いたことは、下記の3点です。

(ⅰ)自分が本気で変わろうと思わない限り変われない。
(ⅱ)自分を変えるきっかけというのは人によって様々で、過去にならないと分からない。
(ⅲ)人に無理して合わせなくていい

順に説明していきます。

 

 (ⅰ)自分が本気で変わろうと思わない限り変われない。

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確かに違う環境へ行けば「あ、ヤバイこれ死ぬ死ぬ無理無理うわああhi※Jgtf」と思い努力はします。しかし、本気で変わろうと思わないと本質的には一緒のままになると感じました。

なぜなら、変わるのは非常にしんどいからです。そのしんどい方へ「本気」で立ち向かえないと、結局楽な方へ逃げてしまうと感じています。

例えば今回の僕のケースであれば、本気でタイ人とコミュニケーションを取りたいと思わなければ、「Hi!」しか言えなかった僕が1ヶ月で英語で日常会話をできるようにはならなかったと思います。

ましてヘビ文字だと思ってたタイ語を少し読んで話せるようになるなんて、一切想像してませんでした。

また、実際1年ほどアメリカなどに留学しても、ほとんど英語を話せないで帰ってくる学生を多く見てきました。

そういう方々が口を揃えて仰ったのは、「英語話せたらかっこいいと思って行ったけど、現地では日本人だけで生きていけるから結局日本語しか使わなかった。」ということでした。

(※もちろん、逆にホントに1年しか留学してないの!?嘘やん!と感じる学生の方も多くいらっしゃいました。自分次第!)

ここからも、自分を変えるには環境を変えるだけでなく、「本気でやろうと覚悟してやり続けること」が重要だと感じました。

 

(ⅱ)自分を変えるきっかけというのは人によって様々で、過去にならないと分からない。

 

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僕は正直タイでここまで変わると思っていなかったです。ただの偶然です。何も考えないでノリで行きました。

だから、もし今自分に自信が無い方がこの文章を読んでくれているなら、伝えたいことは1つです。

それは、「怖いのは分かるけど、とにかく行動して欲しい」ということです。

正直人間はサイヤ人に近いものがあって、死にそうな所から這い上がってくればくるほど強くなれると、経験から確信しています。筋肉痛にならないと強くなれないのと一緒です。

だから、多くの環境へとにかく飛び込むことが大事なのかなと感じました。数を撃てば、ある未来の点から過去を振り返った時にそれは線となり繋がります。スティーブ・ジョブズが言っていましたね。笑

……とは言っても僕もまだまだ臆病です。自分が知らない環境へ飛び込むのはここだけの話怖いです。だから人に頼りながら生きています。笑 

新しい環境へ飛び込むのが怖い方は下の記事をご覧下さい。僕が大好きな友達に励まされた時のことを詳細に記録しています。

takao.hatenadiary.com

(ⅲ)人に無理して合わせなくていい

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友達がいなかった僕は、誰かに合わせようと必死になって生きていました。だから、意見を述べたことは1回もありませんでした。しかし、自分に自信が付くことで、合わせることがなくなり意見を主張するようになりました。人との壁を消すようになりました。

そうすると、気を張らなくても付き合える友人がたくさんできました。

確かに、ある程度人に合わせることは大事だと思います。礼儀などもとても重要です。

しかし、自分の意見をしっかり伝えて、相手の意思も汲んだ上でその人と合わないと感じるのであれば、それはそれでいいやと思えるようになりました。

そう、みんな違ってみんな良いんです。

5.あとがき

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はい、ということでコンプレックスが自信に変わった大きな要因はタイでした!

長々と書いてきましたが、何か1つでも参考になることがあれば幸いです。

あー、30分で終わらせようと思ったのに気付いたら熱くなって3時間も書いてました。大人しく帰って寝ますね。笑

 

【実は、ブログ書かないと強くなれないよ。】~ブログを書くメリットをITサイトの編集長から聞いたのでまとめてみた~

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こんにちは!コミュ症OBタカです!

 

海外インターン開始まで時間があり、バイト以外に何かしないと不安でしょうがないのでとにかくブログを書いています。笑

 

なぜブログを書こうと思ったかですが、それは以前自身でサイトを立ち上げた名古屋の編集長とお話する機会があったからです。(Nagoya Startup Newsというサイトで、最後にHPを掲載しております。)

 

彼が仰ってたことを一言で表すと、タイトルの「実は、ブログ書かないと強くなれないよ。」でした。

 

そこで今回の記事は、「ブログ書く意味なんかあるの?正直面倒くさいし、自分だけで見れればいいんじゃない?」という方に向けて書いていきます。

 

ではなぜ強くなれないのか、そもそもブログを書くメリットとは何なのか?

 

理由は以下の3つです。

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1.自身の振り返りになる

2.書くスピードが圧倒的に上がる

3.有名になる(最重要)

 

順に説明していきます。

 

1.自身の振り返りになる・・・実際に書いてみると、今自分が何を考えているのかかなりブラッシュアップされます。文章にすることで、視覚から情報が入ってくるからです。そして、アウトプットし続けると自然に論理的に考える力が付き、答えのない問題へ挑戦する時の力になります。

 

2.書くスピードが圧倒的に上がる・・・僕はまだこの境地に達していないのですが、100記事書けば自身のフレームワークが出来上がり、1記事を書くスピードが圧倒的に上がるそうです。これは書類などを作成する時にも活かせるスキルであり、将来的な効率化を考えた時にかなり使えるものです。

 

3.有名になる(最重要)・・・他の方に取って有益な記事を書き続けた場合、かなり知名度が上がります。この人会ってみたい!って思われる様になります。

 

現在、LCCなどの参入で数年前と比べ海外へ行くハードルは大きく下がっています。もはや留学、海外インターンはかなり身近なものとなりました。

 

自身が多くの方とお会いして気付いたのですが、日本人でもヤバイ学生の方が多くいらっしゃいます。正直僕との共通点は「人間」だけと思うくらい、「え、本当に学生!?」と感じる凄い方はたくさんいらっしゃいました。そう考えると、世界にはもっとヤバい学生がいるのは明らかです。

 

そこで、僕のような凡人がそういった方々に負けない知名度を得るには、多くの優良な記事を書くことが一つの手段になると感じました。

 

<まとめ>

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僕自身まだまだ数は少ないですが、書くことで以前よりも論理的に話す癖が付きました。

 

初めは1記事2.3時間かかる方も多いと思います。僕は6時間以上かかっていました。笑

 

しかし、そんな僕でも書き続ければ少しは短い時間でかけるようになりました。

 

ぜひ面倒臭がらずに、自身の成長のため書き続けて頂ければと思います。

 

最後に、お忙しい中多くのことをお話して下さったNagoya Startup Newsの編集長の若目田さん、本当にありがとうございました!

 

nagoyastartupnews.com

【なになに、大学デビューしたド平凡な学生がタイの社長に会えたって?】

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先輩(最強キャラ)「グローバル人材育成を目的とした、タイ現地視察ツアーがあるらしいよ。無料になるかもしれないらしく、良い経験になるだろうし行ってみたら?」

僕「とりあえず応募します!」

 

2015年のクリスマスを寂しく一人で過ごしてた時。「リア充良いな~。あぁ、何か面白いことないかな~。」と思っていたら、タイのチェンマイ大学に在学されていたポテンシャル最強の先輩からお誘い頂いた、グローバル人材育成サミットのタイ視察ツアー。

 

上記の様にものすごく軽いノリで応募したのですが、とても有難いことに選んで頂き、実際に同行したところ学びしかなかったのでまとめておきます。

 

1.そもそもグローバル人材育成サミットとは

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巷に溢れ返る偽グローバル人材ではなく、本当の意味で海外を知り、第一線で活躍できる本物のグローバル人材を育成することを目的とする団体。日本ライフマイスター協会(https://www.facebook.com/GlobalHRDS/)により運営。

 

これからさらに拡大する海外現地マーケットを求め進出を加速させる企業と、学生のために様々なセミナーやスタディツアーを企画。スキルを学ぶだけでなくPDCAを回しながら実践し、自発的に第一歩を踏み出せる学生の育成を目指されています。

 

2.現地で何をしていたのか

大きく2つのことを行っていました。

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Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN (http://yumyam47.com/) という、食イベントを通して独自の国際交流を生み出すタイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁内閣府からの講演を受けているプロジェクトの農地視察に同行。

 

今回はタイ77県の食材を使って日本食の王道である「寿司」をタイ人と共に握り、タイの方々に召し上がって頂くことで国際交流を図るビジネスプロジェクト。

 

この事業にミーティングからタイ現地取材まで同行していました。

 

 

 ②タイで実際に起業や、働かれている方とお会いしお話を伺っていました。業種は幅広く、IT、不動産、海外進出の手助け、雑誌など様々でした。

 

ちなみに僕は最初この方々が何を仰っているのかさっぱり分からず、毎日調べては疑問点を聞くことを繰り返していました。笑

 

3.何を学んだのか

結論から言うと、これから社会や世界に出ていく上で必要な素質に気付きました。その中でも特に人間力」「行動しながら考える」「失敗し乗り越える」ことの重要性を感じました。

 

この研修期間の1週間、ずっと側に海外で実際に起業されている社長や、日本とタイを繋ぐ雑誌の編集長、そして起業経験もあるプロカメラマンの方が同行して下さいました。順にリンクを掲載しておきます。

world-street.com

d-mark.jp

 

実際に海外で働かれている方は非常に忙しく、普通に大学生活を送っていると決して会うことが叶わない方ばかりでした。

 

そしてこうした本当に多くの社会人の方から、これから生きていく上でのスタンスを教え続けて頂きました。

 

また周りの学生がヤバい人の集まりで、そこからもかなり刺激を受けました。

想像してみて下さい。Fラン大の学生が、東大でアントレプレナーシップを掲げて本気の学生団体を作っている人に会ったらどうなるのか。

数ある国の中からタイを選んで留学してる強い意志を持った学生に会ったらどうなるのか。

 

・・・簡単です、価値観の違いにボコボコになるんですね。笑

 

帰国時にはその価値観が当たり前になっていましたが、これも思い切って行動してみなければ決して気付けなかったことだと思います。

まだまだ未熟ですが、質問力が身に着いたのはここで頭がキレすぎる学生に出会えたおかげです。

 

4.まとめ

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1つ伝えたいのは、「自分はまだ未熟だからそういった場に飛び込む資格がない。」と思わないで欲しいということです。もしそうであれば、僕があの場に飛び込む資格は1000%ありませんでした。しかし、ほとんど何も考えずに飛び込んだ僕でも温かく迎えてくれましたし、色々なことを親身になって教え続けて頂きました。

 

英語もロクに話せず、長期の留学もしたことがなく、当然学生団体なんか立ち上げたこともない、ド平凡な学生でも勢いで飛び込んだら変わることができました。

 

自分から行動を起こせば変われるんだと。そして行動を起こしてしまえば、次はそれを何とかするように考えられるんだと実感しました。

 

学生の間は失敗しても全力で謝れば許されるし、失敗から学べることも多いと思っています。人の痛みも分かるようになります。

 

だからぜひ、このプログラムに参加し、大学にいるだけでは決して関わることが無かった方々と関わるチャンスを掴んで下さい!

心の底から“死にたい”って思ったことありますか?

こんにちは。18年間コミュ症だったタカです!

 

突然ですが、皆さんは心の底から“死にたい”って思ったことありますか?

 

 

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僕は18年間、”ほぼ毎日”思っていました。

 

学校の窓から外の景色を見て、「ここから飛び降りれば楽になれるんだよな、、、」と思ったり、フラフラとマンションの屋上に行ったり、ビニールのひもを首にかけてみたり、包丁を首や心臓にあてた回数も数回じゃありません。

 

つい最近までこんな過去は消したいと思っていました。

 

ですが僕は最近たくさんの方に支えられ、最高に人生が楽しいです。だから、心を塞ぎこんでいる人、死にたいと思ってる人、そして何か強いコンプレックスを抱えてる人に向け、何か一つでも参考になることがあればと思い、今この文章を書いています。

 

じゃあなんでそんなに思いつめるようになったのか?

 

それは、僕はアフロのようなくせ毛だからです。

 

放置したら下の写真のようになるくらい強いくせ毛です。

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 それが原因で、物心ついた時には「鳥の巣!」「もじゃもじゃ!」「パーマあててるん?(嘲笑)」「髪の毛ライターで燃やしたん?家爆発したんちゃうん!(嘲笑)」、と言われ続けていました。正直小学校はこんな言葉しか頭に残っていません。

 

まぁ人が嫌いになりますよね。笑

 

それで、人とろくにコミュニケーションが取れないまま中学生になり、高校生になり、友達もろくに出来ずに卒業しました。

 

当然学校に行きたいと思ったことはなく、日曜日の夜は一番嫌いな日でした。

 

体育祭?文化祭?卒業式?修学旅行?クラス替え?班行動?

 

何が楽しいのかさっぱり分かりませんでした

もちろんです、友達がいないのですから。笑

 

今思えば僕にもかなり悪い癖がありました。人の短所をあげつらう性格だったのです。

恐らくいじめが原因で、人の悪い部分ばかり目に付いていたのだと思います。

 

何はともあれ僕は、親が先に死ぬということだけは気付いていたので、コミュ症でも生きていけるように有名な大学に行こうと思いました。今思うと浅はか過ぎて恥ずかしいのですが、学歴だけあれば生きていけると考えていたんです。

 

が、結果として失敗し、私立大学に入学することになりました。

 

僕の中でこの大学はただの中堅私立。願っていた超高学歴とは程遠い、ごくごく普通の大学です。

 

本気で死のうと思いました。募集要項を破り捨て、荒れに荒れていました。

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しかし、せっかく親が進学させてくれると言ってくれたので、僕は1つ決意をしました。

 

 

・・・「モテたい」と。

 

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馬鹿げたような決意ですね。笑

 

ですが、「大学を卒業する4年後に死のう。だけど4年間だけは、どんな失敗をしてもいい。どんな恥をかいてもいい。今まで女の子と喋ったことないし、手を繋いでデートしてみたいし、努力してみよう。」

 

真剣にそう思ったんです。

 

そこで、雑談力、脳科学、心理学、恋愛メルマガ等を手当たり次第に読み漁り、ひたすら実行し続けました。

 

実際にモテてる人にもお会いし、頭を下げモテ方を教えてもらいました。

 

さらに人気がある方を観察し、徹底的に真似し続けました。

 

そうすると2年経つ頃には、とりあえず人とコミュニケーションが取れるようになりました。3年経つと、「喋りやすい!タカ君と一緒にいると落ち着く~」と言ってくれる人が現れるようにまでなりました。

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「3年!長くない?」って思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

僕には正直これが短いのか長いのかは分かりません。

 

ですが、僕は挨拶すらも出来ないコミュ症でした。

 

「おはよう!」すら言えなかったんです。笑

 

それを考慮すると、まずまずの結果だったのかなと思います。

 

当然失敗も数えきれないほどしました。デートの誘いを何回も断られたこと。LINEが返ってこないのは日常茶飯事。明らかな嫌いのオーラを出されたこと、その他今思えば消したくなるような過去ばかりです。

 

(・・・もちろん僕にもたくさんの原因がありましたが。笑)

 

ですが、そんな困難を乗り越えて、今はこんなことを言ってくれる人に囲まれています。

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「彼は一生懸命な人!」

 

「優しくて熱くて真っ直ぐな男なんですよ!」

 

「タカ君ホント優しい!」

 

「こいつは吸収力がすごいんですよ。大器晩成型です!」

 

・・・泣きますよね。普通に。

 

18年間友達らしい友達なんかいなくて、死にたいとほぼ毎日願ってた学生が、今こんな優しい人達に囲まれて、こんな言葉をかけて貰えて、受け入れてくれて。

 

人の温かさって計り知れない価値があるものなんだって気付きました。

 

そこで、強いコンプレックスを乗り越えた僕が感じたことを3つ書きます。

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(Ⅰ)「3年前の過去のことなんてほとんど覚えてないから、今積極的に挑戦してみよう。」

 

―正直3年前の喋れなかった時のことや、数えきれない失敗をしたことは今となっては良い思い出です。「あ、そんなことあったな。」ぐらいです。だから今目の前のことを精一杯努力するのが大切だと気付きました。

 

(Ⅱ)「コンプレックスが強ければ強いほど、それを良い方向に乗り越えたときは誰にも負けない力になる。」

 

―コンプレックスが強いと人の何百倍も努力するんです。そして普通に生きてきたら絶対に分からない多くのことに気付けます。人にも優しくなれます。コンプレックスが強ければ強いほど、ポテンシャルがすごいんです。

 

(Ⅲ)「誰も他人のコンプレックスをさほど気にしてない。むしろコンプレックスは発信すべき。」

 

―意外と誰もあなたのことを気にしていません。笑 

 

僕は18年間喋れなかったことを話すと人に引かれると思っていました。ですが、発信しても誰も気にしていないということに最近気付きました。

 

また、コンプレックスを発信することで、「こんな人もいるんだ。この悩みは私だけじゃない。」と人々に伝えられ、勇気づけられる人がいると思うからです。

 

<最後に1つだけ伝えたいこと>

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それは、「みんな違ってみんな良い」ということです。

 

本当につい最近まで、「18年間喋れなかったなんて恥だ。」と思っていました。

 

しかし、見方を変えれば僕は非常にレアな経験をしたのであり、喋れない人の気持ちが自分のことの様に分かります。

 

人それぞれ良さがあり、それに気付いてくれる人が必ずいます。

 

だから、もし今死にたいくらい辛いことがあって包丁を持ったり、屋上に行ってる人へ。

 

僕にその苦しみは分からないし、変わることも出来ません。

 

でも勝手かもしれないけれど、死なないで生き続けて欲しいなと思います。

 

きっといつか、自分にしかない強みに気付けるときが、優しくなれるときが来るはずだと、そう思っているからです。

 

長い文章を読んで下さりありがとうございました。

 

誰か一人でも、何か気付いて頂くことがあれば幸いです。

 

以上、18年間コミュ症で何度も死にたいと願ってた1人の学生より。

企業人事の方10人と喋って感じた3つのこと ~就活で求められる学生像~

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「就活だけど何すればいいのかな~」

 

「やっぱまずは自己分析っしょ、それで自己PR暗記すれば何とかなるよ。」

 

「だよね~、まぁ中小企業とかなら余裕だよね。今年は特にリケジョ(理系女子大生)は売り手市場って聞くし~」

 

合同説明会が開始して3日経ち、大学のベンチでコーヒーを飲んでいたある日、The 就活生の2人からこんな会話が聞こえてきた。

聞き耳を立てながら僕は3年前の自分を回想し、失笑したくなるような心境だったが、もしこの3年間で様々な人に会わなければこのような感情を抱くことも無かっただろうと感じた。

そこで今回僕がこの会話を通して考えたことをいくつか共有したい。

とその前に、お前誰やねん!という声が聞こえてきそうなので軽く自己紹介をする。

 

近畿大学農学部3回生、これから1年間休学する

・理由ありで18歳まで対人恐怖症だった。(またいつか書きたい笑)

・大学に入学前モテたいと決意。雑談力みたいな自己啓発本を100冊ぐらい読み漁る。

・得た知識を基にPDCAサイクルを回して人と喋れるように!しかしマニュアル読んで出来た友達のような気がして悩む日々。

・そこで3回生になる前にタイに1ヶ月間留学。ここで人の温かさに初めて触れ、感動する。

・タイ人の人柄がすごく好きになり、タイの友人ともっとコミュニケーションが取りたったため1ヶ月間マレーシアに英語留学をする。TOEIC350点→850点へ。

・タイの友人の夢を手助けするため、今年の8月からカンボジアの商社へインターンする。それまで東京の商社でインターンしようと思っている。

・トビタテ奨学金応募中。取得の有無に関わらずカンボジアへは行く。

 

こんな感じである、では本題に入ろう。私が合同説明会に出向き、企業人事の方10人と喋って気付いたことは以下の3つである。

1.大学は勉強もする場所である

2.企業が求める人物像は似ている

3.未来より過去に何をなぜしてきたか

 

1.大学は勉強もする場所であるf:id:wonbadman:20160308223359j:plain

「大学で何勉強してた?って質問してきっちり答えられる学生少ないんだよね~。」とある銀行の人事の方が述べていた。

当たり前であるが、大学は勉強もする場所である。遊ぶだけの場所ではない。

そして、企業の方はこの質問でその人がどれだけ1つの物事に対して頑張れるのかを測っている。

したがって面接前までに勉強していくことが大事なのだが、上っ面の知識だけだとすぐに見抜かれる。真摯に取り組み、その分野でのオタクと呼ばれるぐらいの知識と熱意が必要だろう。

 

2.企業が求める人物像は似ている

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結論から言うと企業が求める人材は、多少の違いはあれど、①人柄が社風に合う人 ②集中出来る人 ③行動出来る人、この3つだと感じた。

①の人柄について。例えば私たちの友達を考えて欲しい。

多くは自分に取って居心地が良い、波長が合う人ではないだろうか?

それは企業でも同じであり、最終的にはこの人と同じ職場で働きたいかどうかが非常に重要視されている。

しかし、これはそんなに変えられるものではないため、取り繕わずに素の自分を出すことの方が重要だろう。

 

②と③について。例えばあなたが採用する側だとしよう。そこでAとBの学生2人がいるとする。この2人が面接の時にこう答えたら、あなたはどちらを採用しますか?

 

A「世界一周するために3か月毎日15時間労働しました。それで100万稼いで100万の価値観に触れるって目標掲げて行ってきました!ハプニングも多かったけど、それ乗り越えてきました。御社でも頑張ります!!!」

 B「なんかサークルとバイトで大学生活は適当に過ごしてて~、でもこれから頑張るから採用して下さい。」

 

間違いなくAだろう。極端な例かもしれないが。(笑)

1億稼ぐとかそういうハイレベルな結果は出せなくても、上の例なら3か月集中して100万稼ぎ、世界一周して困難を乗り越えたなどの行動と結果を残している。これこそが重要であり、そしてここから会社に入った後どれだけ貢献できるかを測られている。

 

3.未来より過去に何をなぜしてきたか

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未来の話はいくらでも盛れる。それより変わらないの過去の話を人事の方は根掘り葉掘り聞いてくる。過去に何をなぜ行ってきたのかを聞き、その時の答えや態度で(2)で書いた3点を見極められている。

ある大手メーカーの人事の方は、「今までの人生の選択全てになぜ?を問いかけ答えを見つけられると就活はすぐに終わる。」と述べられていた。

これは、自分が今までに取ってきた行動全ての理由が分かれば、自分が何に興味を持っているのかが分かり、自然とやりたい仕事も絞れるからである。

 

 

<まとめ>

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長々と書いてきたが、企業人事10人の方と喋って強く感じたのは、「過去のことを深く掘り下げられる」ということである。これは、過去の経験を見て困難がやってきた時にどう対応するかを測られているからだろう。

大学生までは決められたルートを走ってだけで良かったかもしれないが、これからは社会というジャングルに飛び込む必要があり、そこでのサバイバル術が必要とされているのだ。

今、日本はますますグローバル化が進んでおり、SHARPなどの大手企業の不振も続いている。その中で生き残るためには、行動し知恵を付けておくことが非常に重要だと再認識した。

そんなこと言っても今まで何もしてきてないから無理!って言う方がいるかもしれない。実際そういう同級生に5人くらい会った。

しかし、今この記事を読んだ瞬間からでも未来は変えられるし、作っていける。

一つ就活という点で具体的な行動のアドバイスをするなら、周りの意識に合わせ過ぎずに、大量の情報を集め、ツテを頼って人に会う。そして疲れを顔に出さず、意欲を絶やさないことが大事だろう。

 

「行動しよう」

就活って正直大きい壁だと感じると思います。でも逆に考えればこれ乗り越えればすごく自信が付くし、乗り越えないとまたどこかで必ずやってくる。

良いチャンスだと考えて、自分を振り返り、1歩でも行動してみよう。

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追伸:僕自身この考えにたどり着くまでに、ありがたいことに数えきれないほどの人とお話させて頂きました。なので、今度は逆の立場として僕にお手伝い出来ることがあればやるので、何かあればメッセージ下さい。